アルバイトでも雇用保険に入ることはできます
雇用保険というのは、正社員にしか関係がない話だと勘違いしている人も多いです。しかし、アルバイトでも長期で働く場合には雇用保険の対象となります。基準は一年以上働くことになるかという点にあります。一年以下の短期の場合には雇用保険の対象とはなりませんから、そこは気をつけておきましょう。雇用保険に入ると、仕事を辞めたときには失業給付金を受け取ることができます。収入の額や勤続年数によっても支給額は変化するのですが、かなり大きな金額になることがあるので、長期でアルバイトをするのであれば、こうした制度をフル活用するのが賢い方法となります。
失業給付金を受け取ることができれば、次の仕事が見つかるまでの間も生活に困ることがなくなります。雇用保険は半分が雇用者側の支払いになります。ですから、普通の保険よりも加入するメリットは大きいです。長期アルバイトの際には、雇用保険に加入させてもらえるか聞いておくといいでしょう。基本的にこうした保険に加入させることは雇い主側の義務になります。義務を果たしていない会社があれば、その点は指摘しておきましょう。アルバイトだからというだけの理由で長期雇用のケースでも保険をかけない雇い主が多いのが、大きな問題点の一つです。